【未経験・文系でもOK】社会人が独学で技術士補に半年で合格した完全ロードマップ①

技術士補 合格体験記

勉強をライフワークにしている、もるみ先輩です。

社会人・文系のわたしですが、「技術士補にどうやって独学で合格したの?」と聞かれます。

そこで、この記事では

  • 「仕事が忙しくて勉強時間がとれない…」
  • 「スクールに通う時間もお金もない」
  • 「独学でも本当に合格できるの?」
  • 「技術士補は役に立つの?」

という方のために、

  • 実際に使った教材・勉強法
  • 社会人にぴったりなスケジュール管理術
  • 本番試験で感じたことと合格後のメリットと変化

について、全3回連載で詳しくお伝えしていきます。

この記事では、特に「勉強スケジュールと進め方」に焦点を当ててお話しします。「技術士補って何?どんな勉強が必要なの?」という方にもわかりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてください📖✨

気になるところから読んでいただいてOKです!
自分の状況に近いパートからご覧ください🌿

技術士補ってどんな資格?

「そもそも技術士補ってどんな資格?」という方もいるかもしれません。

簡単に言うと、技術士補(ぎじゅつしほ)は、「将来、技術士になるための第一歩」となる国家資格です。

理系の基礎知識や倫理観、文章力などが問われる試験です。

技術士補とは?(ポイントまとめ)

項目内容
試験名「技術士一次試験」
試験実施機関公益社団法人 日本技術士会
試験形式択一式(マークシート)
試験科目①基礎科目②適正科目③専門科目(技術部門別)
受験資格誰でも受験可能
(文系OK・実務経験不要)
試験日程年1回
(例年11月ごろに試験、2月に合格発表)
合格率おおよそ20〜30%
(年度や部門によって変動)

意外と知られていませんが、文系でも、未経験でも受験できるというのがポイントです!

一次試験を合格すると、修得技術者となります。

申請・登録を経て晴れて「技術士補」を名乗れます。

私は、無事登録が完了し「上下水道部門」の技術士補になりました!

私のプロフィール・受験動機

30代の会社員で、もともとは文系大学卒・事務職出身です。

今でこそ測量士・技術士補などの資格を取得し、技術系の現場に携わっていますが、

実は高校時代は理系科目がとても苦手で、数学は赤点常連。まさか自分が技術職に就くなんて思ってもいませんでした。

技術士補を目指したきっかけ

社会人になって数年が経ち、「このままでいいのかな…?」という漠然とした不安が湧いてきました。
そんなときに出会ったのが「測量」という分野。

未経験で測量会社に転職し、毎日が学びの連続。

知識を深めたいと挑んだ「測量士補」に合格し、勉強に目覚めた私は次に受験する資格を探しました。

そんな中で、みつけたのが「技術士補」の資格でした。

受験範囲が「大学の理系学部卒業程度」ということだったので、理系の基礎知識や土木の基礎知識、技術者としての倫理観があることの証明をできるのではないか?と考えました。

独学で挑戦しようと思った理由

  • スクールに通うお金がなかった
  • 職場が遠く残業もあることで、自由時間は限られていた
  • だからこそ、「自分に合ったやり方で」「最短ルートで」合格したかった

独学でいけるか不安もありましたが、調べてみると、
教材をきちんと選べば、独学でも合格できる試験だとわかりました。

勉強スケジュールと進め方

技術士補の勉強は、試験科目が多く、文系の私には見慣れない問題ばかりです。

半年間の勉強で技術士補に合格できたのは、「無理せず・でも継続できる勉強計画」を立てたからだと思っています。

ここでは、わたしが実際に行った勉強スケジュールと、忙しい社会人でも続けられる進め方のコツを紹介します。

📅【第1ステップ】勉強スケジュールの全体像

いま振り返ると、理想通りとはいえませんでしたが、ざっくりとしたスケジュールは下記の通りです。

わたしのスケジュール
  • 1ヶ月目
    教材選定/基礎科目1周目

    問題集を選び、購入。7年分の過去問を解き始める。

  • 2ヶ月目
    基礎科目1周目~2周目

    1周目の途中~2周目。2周目に入るときに、自分専用の問題集を作成。

    このあたりで基礎科目の1周が半月ぐらいで終わるようになったので、専門科目の勉強に移行。

  • 3ヶ月目
    専門科目1周目

    3周目。専門科目7年分の過去問を解き始める。

  • 4ヶ月目
    専門科目2周目/基礎科目3周目

  • 5ヶ月目
    基礎科目4周目/専門科目3周目

  • 6ヶ月目
    適性科目/基礎科目/専門科目

    基礎科目と専門科目は本番を想定した形式と時間で解いていました。

    適正科目は直近5年分の過去問を直前で2周。

    point

    「適正科目」は普通の倫理観をもっていれば、国語でいける!と風のうわさで聞いていたのですが、近年難化していっている傾向があるので、きちんとした対策をすべきです!

スケジュールをふりかえって、良かった点と悪かった点をまとめます。

良かった点
  • 過去問中心の学習で7年分を、4~5回反復して勉強できた
  • 「いつまでに・どの科目を・どこまで終えていることが理想なのか」をざっくり頭の中で考えて学習を進めていた。
  • 無理しない勉強スタイルで、心が折れなかった
悪かった点
  • 適性科目の対策が後回しになり、直前でとても焦った
  • 専門科目に入り込むのが遅れ、3ヶ月目に苦戦
  • 時間がかかることを恐れ、専門科目と適正科目はiPadでの自分用問題集の作成ができなかった

🔑【ここがカギ】スケジュール管理の工夫

私自身のスケジュールについて、良い点と悪い点の改善を踏まえて工夫をお伝えすると、

  • 「いつまでに・どこまでやる」というざっくりとした計画を頭の中で立てる
  • 目標に対して今の自分がどの位置にいるのかを可視化しておく
  • できなかった日があっても気にしない!リカバリー前提で計画をゆるくする

ということが挙げられます。

⏰【日常ルーティン】平日・休日の勉強時間の確保法

  • 通勤時間(片道30分×2):スキマ時間で暗記系
  • 始業までの時間・昼休憩(合計1時間):動画・計算問題・演習メイン
  • (できるときだけ)帰宅後(30分~1時間):暗記・演習
  • 休日(2〜3時間):暗記・演習

正直、疲れていて勉強ができない日もあったり、試験1週間前は旅行にいったりもしました。(旅行に教材を持っていって、移動時間に勉強してました(笑))

できなかったことには目を向けず、少しずつ積み上げることに重点を置きました。

「短くても続ける」「完璧を求めない」を大事にしていました。

まとめ:文系でも技術士補は狙える!

  • 完璧じゃなくてもOK!コツコツ継続がカギ
  • 過去問反復+スケジュール管理で最短合格ルート
  • 勉強の習慣が身につけば、次の資格にも挑戦しやすい!

次回は、「専門分野のない私の専門科目の決め方」「実際に使用した教材」「勉強法」について詳しくご紹介していきます!お楽しみに✨

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