【未経験・文系でもOK】社会人が独学で技術士補に半年で合格した完全ロードマップ③

技術士補 合格体験記

勉強をライフワークにしている、もるみ先輩です。

社会人・文系のわたしですが、「技術士補にどうやって独学で合格したの?」と聞かれます。

そこで、この連載では

  1. 勉強スケジュールの立て方
  2. 専門分野選びと勉強法
  3. 試験本番の体験と合格後のメリット

について、全3回連載で詳しくお伝えしていきます。

※この記事は【全3回シリーズ】の第3回目です

この記事では、

「試験前日は何をすればいい?」
「本番の雰囲気ってどんな感じ?」
「合格したら何が変わるの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、

  • 試験前日・当日の過ごし方
  • 試験本番で感じたこと
  • 合格後に実感したメリット

をお伝えします。ぜひ参考にしてください📖✨


気になるところから読んでいただいてOKです!
自分の状況に近いパートからご覧ください🌿

この記事でわかること📝
✔ 試験前日・当日の過ごし方
✔ 本番の試験体験
✔ 合格後に感じたメリットと変化

試験当日・前日の過ごし方

前日にやること

✅ 不安要素を復習しておく

前日は、新しい知識を詰め込むよりも、「まだ不安が残っている部分」「苦手な分野」に絞って軽く復習するのがおすすめです。例えば、自分がつまずきやすい用語や、間違えた過去問の解き直しなど。ポイントは「自信をつけて当日を迎える」こと。焦りを減らすことで、前夜の睡眠の質もよくなります。

✅ 持ち物の準備

試験当日の朝に慌てないためにも、持ち物は前日にすべて準備しておきましょう。最低限、以下は必須です:

  • 受験票
  • 筆記用具(予備も用意する)
    • 黒鉛筆又はシャープペンシル(HB又はB程度)
    • 消しゴム(電動は不可)
    • 鉛筆削り(鉛筆を使用する場合、電動は不可)
  • 時計(スマホの時計は不可)
  • 身分証明書(必要な場合あり)
  • 問題集やノート(電車や休憩中に見返す用)
  • 電卓(関数電卓等は不可)
  • 水分補給用のペットボトルかボトル缶(ふた付き)
  • ハンカチ、ティッシュ

また、当日の気温に応じて脱ぎ着できる服装や、緊張で冷えやすい方はブランケットを持参しても安心です。(ブランケットは試験官の方にチェックしてもらい、使用可能でした)

✅ 早寝早起き(体のリズムを整えておく)

試験は朝から始まることが多いため、数日前から「試験当日と同じ時間に起きる」リズムにしておくと体がスムーズに動きます。前日は、お風呂で心身を落ち着け、できれば日付が変わる前には布団に入りたいところです。

私は適正科目の勉強が不安だったので、適正科目中心に復習しました。

会場に行く前のチェックポイント

✅ 会場への経路確認

試験当日は、余計な焦りやトラブルを避けるためにも、事前の経路チェックは必須です。

会場までの最寄駅・バス停・出入口は、Googleマップなどでしっかり確認しておきましょう。

特に大学構内は広いことが多く、試験会場の建物の位置や移動時間も考慮して、ゆとりを持ったスケジュールを組んでおくと安心です。

可能であれば、ストリートビューや経路検索を活用して、当日のルートを仮想体験しておくのもおすすめです。

移動中にバタバタしないことで、試験当日も落ち着いた気持ちでスタートできますよ!

✅ お昼ご飯の準備

試験会場は大学などの施設が多く周辺にコンビニや飲食店がない場合もあります。混雑も予想されるため、昼食や軽食は事前に自分で用意して持っていくのがベストです。水分補給用の飲み物も持参しましょう。

✅ 会場に早めに到着する

会場の場所を事前に調べ、当日は40分以上前に到着するつもりで行動を。試験前は思ったよりもトイレが混雑したり、案内がわかりづらかったりするもの。時間に余裕があれば、軽くテキストを見直したり、気持ちを整える時間も取れます。

本番の試験体験

私が受けたときの会場は、大阪産業大学でした。

教室全体にほどよい緊張感が漂っていて、みなさん静かに最後の確認をしている様子でした。

午前・午後にわたる長丁場の試験は初めての経験で、私は「集中力を欠かさないように」と意識して臨みました。

会場は思った以上に肌寒く、私は午後からインナーダウンを着用して試験に臨みました。周囲でも、ブランケットを膝にかけている方が多く、冷え対策は大切だと思いました。

環境に左右されないよう、体温調節できる服装で行くのがベストです。

また、外では工事やスポーツ大会のようなイベントが行われていて、機械音や歓声がときおり聞こえてきました。突発的な音に動揺しないよう、「集中力を維持する工夫」も必要です。

試験は時間との戦いでもあります。私は、問題用紙をざっと見て全体を把握してから、「得意なところから解く」戦略で進めました。これは緊張している中でもスムーズに解答を進めるのに役立ちました。

また、自己採点のために、問題用紙に選んだ番号をメモしながら解いていきました。

時間内にすべて解けたとしても、見直しは欠かしません。マークミスがないか、選んだ番号と一致しているか、名前・受験番号の記入ミスがないか、最後まで丁寧に確認しました。

前日までやってきた自分を信じることが大事です。

「これまでの努力を出し切る」という気持ちが、最後まで私を支えてくれました。

合格後に感じたメリットと変化

合格してまず感じたのは、「自分にもできた!」という自信がついたことです。
文系・未経験からのスタートでも、半年間の努力で国家資格に合格できたという成功体験は、私にとって大きな転機になりました。
この経験が、「次に挑戦することもきっとできる」と思える、自分への信頼につながっています。

名刺に記載することで話題になったり、評価のきっかけになったりと、思わぬ形でプラスの効果がありました。

特に技術系の職種や部署を志す方にとっては、専門性を客観的に示せる強みになります。

また、転職市場でも「技術士補」資格の価値があり、応募できる企業の幅が広がるのを感じました。

資格が応募条件や優遇条件になることもあり、土木系の公務員試験の受験資格にもなるケースもあります。

そしてなにより、「資格を取るって楽しいかも」と思えるようになり、次はどんな資格に挑戦しようかな?と、自然に次の目標を考えられるようになったのも大きな変化でした。

最後に:未経験でも、一歩ずつで合格は目指せる

この記事では、試験前日・当日の過ごし方、本番の体験、そして合格後の変化をお伝えしてきました。

でも、どれも特別なことをしたわけではありません。

「今、自分にできる準備を丁寧に積み重ねていくこと」——それこそが、合格への一番の近道です。

未経験・文系出身でも、戦略的に取り組めば半年での合格は十分に可能です。

この体験談が、これから挑戦するあなたの背中を少しでも押すことができれば、とてもうれしいです📘🌿

よかったら、あなたの試験勉強の工夫もコメントで教えてくださいね🌟

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